会計Viz作成に向けた頭の整理について
部署異動を経てTableauに対する取り組みも本格化してきました。
成果物を出すべく奔走しているのですが、なかなかうまくいかないものですね。
そんな中、上長よりTableauのパスが。“Tableauでうまいこと会計情報見せてくれない?”ということでTableauを使った情報提示をすべく、どんなものにすればよいか考えました。この営み、他の資料では社内の視聴者も少ない事が多かったのですが、今回については閲覧者も多いため頭を悩ませています。
検討する際に考えたのは、Tableauの勉強を始める際に何度も教えていただくTaskから始めるというもの。(本音は今回のVizのTaskは一発でTableauの良さを示す!と思いながらも)このTaskの部分が会計情報を示す際には難しいことであると思っています。

以下、Tableau HP引用
作成が自分のためでも他者のためでも、ビジュアル分析のサイクルはタスクや答えを導き出したいビジネス上の質問から始まります。データに関する質問をする場合、まず大きなトピックから始めて各質問を具体的に掘り下げていきましょう。
会計情報を見せることで閲覧者一人一人が知りたい情報が異なり、閲覧者の質問は何か?知りたいことは何か?ということを想定しなければなりません。
また、会計情報は一定のルールに基づき作成され、表示方法にもルールが設けられています。会議資料にのせる会計情報も会計ルールが踏襲され閲覧者は見慣れた形式があります。そのため、大きく形式を変えた見せ方は情報の性格的に向かないものではないかと考えました。
■誰に見せるか?
この会計情報の視聴者はあくまで意思決定を行う経営層。意思決定に資する情報は何か、その視点を持ち情報を示していく必要があるとおもいます。
- 会計情報をなぜ見せるのか?
経営状況を理解するため。
そこで経営状況を理解するため、単純に数字の羅列だけでは伝えられるものは少ない(これまでの見せ方と変わらない)ため、他期間との比較を含めること、これまでの切り口とは異なる切り口で見せることができるようにすることなどでこれまでにない会計情報の付加価値を示すことができると思います。
- 何を見せるか?
会計情報についてはすべての項目を見せていく必要があると考えています。
一部を意図を持ち取り除くことで、情報の恣意性が生まれそもそも会計情報に求められる客観性を損ねる可能性があると考えています。付加価値をもたせつつ情報を歪めない伝え方をしていく必要があると思います。
フィードバックをもらい、アップデートしていくことで経営層の考えていることを学びつつ、Tableauの良さを知ってもらいつつ、業務として良い成果を上げていけるよう準備して行きたいと思います。
〜参考 会計の目的とは〜
会計法規の一つである企業会計原則の一文目をみると、企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するものでなければならない。
との記載がありこの真実な報告を提供していくことが求められていることであろう。そういった会計の背景、社会から期待されていることという広い観点を持ちつつVizの検討も行っていきたいと思っています。
DXレポート 「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開を読んで
ご無沙汰しております。おにぎりです。
私ごとにはなりますが、地方の財務部門から東京のシステム部門への異動があり、心機一転業務に励んでおります。
異動先のこの部門、これまでもあった組織ではありながら新しいことに続々とチャレンジする部門で楽しく毎日業務に当たらせてもらっています。
新しいものといえば、バズワードにもなりつつある〝DX〟。
周囲の職位の高めのみなさんは〝DX〟だぁ、とおっしゃることも多く、そもそも〝DX〟てなんなんですか状態の私も勉強を始めた次第です。
そんな中で、日本中で〝DX〟と叫ばれ始める契機になったと言われる経済産業省の〝25年の崖〟と言われるレポートについて感想と業務で進めていきたいことについてです。

参考
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
自分の解釈では、2025年、社内システムしっかりさせる、集まるデータを活用しよう、これ出来るようにしておかないと海外の会社はしっかりデータを活かして経営してる、儲けの源泉データでわかってしまうから一気にやられちゃうよ。と解釈しています。
自業務でこのレポートの内容の正直な感想として、弊社はシステム面については遅れているわけではない、そうではあるものの自分の担当する財務関連業務でいえばそうとも言えない部分はある。ということを思いました。
既存システム(会計システム)はブラックボックスにはなっていないが大量のデータをシステムで処理すること、そのデータを蓄積することはできているものの経営面に行かせているかと言えばそうとは言えない。データの蓄積は間違いなくあるがこのデータを活かしきれていないということでこのデータを活かせる環境を整備していくこともミッションの一つとして考えています。でもこれ改めて、Tableauの出番ですよね!

プレップでデータベースに成型、Tableauでビジュアル化、意思決定に活かしてください!と。
システム面を見る担当ということで優秀なSEさんもいらっしゃるので、仲間を見つけ、この課題に取り組んでいきたいと思っています。
タスクとして意思決定に資する情報は何か、課題ファースト、これは絶対抑える。

そして、情報利用者の考えを知ること、データを作っている(メンテしている人)と密にやりとりし、どんなデータがあるか理解すること、これができれば成果が出せるのではないかなーと考えています。
〝DX〟という言葉をなんとなくみていましたが議論の契機になったレポート原文を読むことで理解が深まった気もしましたがレポートを作った委員の顔ぶれを見てあっ、となってしまいました。ただ、外部の人、システム周りを見ている人と会話をしていく上で抑えるべき教養?共通認識?と言える内容でしたので非常に意味があったかと考えています。
Giveの精神と恩返し
Tableauの勉強を始めて思うgiveの精神と一つの恩返し
Tableauの勉強を始めて思うのが皆さんのGiveの精神の素晴らしさ。
わからないことは何かしらの形で質問させてもらうと、想像以上の回答を得ることが出来る、作りたいTableau publicで作りたいVizのモデルを見つけるとそのソースを惜しげもなく皆さん公開している。そして、何より私の師匠(同じ会社ではあるものの業務上の関わりは少ない)も時間を提供してくださりアドバイスをもらえる。素晴らしい環境を与えてもらえていると感じる事ばかりです。
私のTableauを知る契機は会社の研修。その後、社内でTableauを推進していく役割を本業以外のミッションとして与えられていました。
とは言いつつも最近は本業でTableauを触ることもめっきり減り、勉強をしていることもあり、本業で生かしていきたいなーと思うことが増えています。
業務の性格的に、多くの人に手動でデータをインプットしてもらう。その数字を集計・分析するといった業務を行なっているため、どうしてもエクセルばかりの毎日です。やはり、粒度の細かい大量のインプットがあるデータでないと有効活用は難しいと思い毎日過ごしていました。
周囲の方からはたくさんのGiveを頂いている、会社からもミッションとして与えられており、何か会社・他の方に対して、貢献できる良いものはないかと思い社内のTableauのWEB研修受講者数を増やす営みを始めました。私たちの会社は割とトップダウンで物事が決まることが多いで、職位の高い方に協力を仰ぎ、研修の認知度を高める仕掛けをいろいろな人の協力のもと準備し、結果として研修受講率を高め、社内資格の取得者を増やすことが出来ました。
置かれた環境でできることできないことはありますが、この研修受講率を通じてTableauをはじめた人がどこかで私に与えてくれた人につながることことがあれば嬉しいなーと思ったこと、一つの成果として形になったことが嬉しくブログとして残す事にしました。Pay forwardの気持ちをもちTableau道、仕事にと励んでいきたいと思いました。
この研修受講率アップの営みもいまの範囲を拡大させて取り組んでいきたい、と思っています。もし、続報ありましたら報告させてください。
皆さんいつも素晴らしいパスをありがとうございます。
データのある世界
ビジュアル分析を回すというブログを先日書きましたが、その後思ったのはビジュアル分析のサイクルを回すという概念がそもそもない、データ分析に使うデータソースがないという人もたくさんいるのではということがあるということを考え始めました。きっかけは友人の地方企業への転職。
https://blog.hatena.ne.jp/onigiriekaki/onigiriekaki.hatenablog.com/edit?entry=26006613710904108
転職する会社の話を聞きこの会社のデータ分析ってどうなっているんだろう、と想像しました。今、自分が勉強しているTableauの世界では綺麗に整形され、集約されたサンプルスーアパーストアのデータがあり、利益が出やすい傾向の地域があり、高利益の商品をTableauを使うことで見いだすことが出来ました。
私の会社で実務として財務関連の仕事をしていく中でも、これまではインサイトを得るほどの分析を行ってはおらず、ほとんどの財務データは、細かいデータの積み上げの最後の結果の数値だけしか見ていないということが当たり前でした。
運良く、私の会社では、役立つデータが蓄積されており、分析をしていくことが出来ました。私の場合、当たり前にそのデータがあり当たり前にそのデータを使っていたため意識することはありませんでしたがこの環境は稀であることを知る契機になりました。多くの組織ではそのようなことができる環境は恵まれている環境であるとも認識出来ました。
真にData Drive cultureを広めていくにはデータを蓄積していくこと、最後の結果の数値だけでなくその数値を構成するデータの蓄積を継続していくことが重要であるかと思いました。
ビジュアル分析のサイクルにおいては、Taskがあり、そのTask解決のためにサイクルを回していきます。Task→ビジュアル分析のサイクルを回そうという流れのなかでデータを収集していない組織においてはこのサイクルを回していくという過程にたどりつかないかと思います。

Tableauを含め、BIツールを使うには目的があり、その目的を解決するために分析をしていきます。しかし、データの集積がない組織においてはその考えにはたどり着きませんし、その発想にたどり着かないこともあると思います。そのデータを蓄積させていく具体的なアイディアは今の私にはありません。ですが、今後そのデータ蓄積を推進していくことも一つの役割であると感じました。
Data Driven culture推進の役割として、データ分析という言葉がない世界にデータを蓄積していくということから始めることも大きな役割であり、これまでデータ分析をしていない組織にデータ分析を根付かせていくことができれば大きな成果を生み出す一助になっていくのではないかと思いました。
財務系職種が考えるビジュアル分析のサイクルについて
ビジュアル分析のサイクルについて
私は、学生時代のインターン、社会人になってからもいわゆる〝財務〟に関わる仕事をし続けて来ました。その中で、Tableauと出会い師匠の元で勉強させてもらっています。勉強を始めた契機となったのは社内研修。
その社内研修の序盤でビジュアル分析のサイクルを知り、最近も師匠との会話の中でこのサイクルの重要性について、ディスカッションしました。
財務関連の仕事をしている人間として感じるこのサイクルの考え方について書きたいと思います。
駆け出しのTableauマンではあるものの財務関連の仕事を生業として来た身として一つの考えがあります。行動変容を生まない分析とか情報提供は意味を持たない、ということ。行動変容を生まない分析を時間があれば人件費削るために早く仕事をやめたほうがいいのではないか、というものがあります。極端な意見ですが、どんな分析をしようと、どんな情報提供をしようと何も行動が変わらなければ意味がありません。コーポレート部門は利益を生まないコストセンターです。何も生まないなら、せめてコストを削ることで貢献しろ、と思っています。
Tableauのビジュアル分析のサイクルの図です。

1-6を順番に見ていきたいと思います。
https://help.tableau.com/current/blueprint/ja-jp/bp_cycle_of_visual_analysis.htm
1.TASKについて
行動変容生まない情報提供は意味のある仕事ではないという考えもあり、財務系職種のビジュアル分析は〝質問から始める〟、〝適切な課題を設定する〟ことが分析のほぼ全てではないかと思うくらい重要であると考えています。データ分析に携わる人にとってこの質問対象の設定、精度、キレがその後の成果に最も影響を与えると考えると思いますが、財務系の場合、よりその重要度が高いのではないかと思っています。
財務関連の業務に携わるとお金に関するありとあらゆることが業務の対象・課題の対象です。その中で、限られた意思決定層に情報提供する際にどんな情報をどのような形で提供するか?といった問題意識、着眼点が重要だと思います。あらゆることを分析できる立場であるにも関わらず、行動変容が起きなければ何も変わらないので、付加価値のない業務で終わったしまうわけです。サービス部門である場合、仮に行動変容が起きなくても分析結果をその後の意思決定に応用、背景知識として利用できますが、財務系職種の場合そういった機会はそうそうないため、行動変容にこだわっていきたいと考えています。
2.GET DATAについて
データはあるもののTableauに使いやすい縦持ちのデータになっていないことが多くあると感じています。また、会計データ、ツール特有のエクセル帳票になっていたり、とデータ環境・データベース作りも課題の一つになると考えています。
3.Choose visual mapping
Tableau公式サイトに記載もあるように分析のタイプに応じて適切なビジュアルマッピングを選ぶことが必要です。主要なマッピングとして、次の 5つを公式サイトでは示しています。
対比 (棒として表示)
空間 (マップとして表示)
時間 (線として表示)
2 つのメジャーの比較 (散布図として表示)
細かい数値 (テキスト表として表示)
4.View dataについて
View dataについても公式サイトに下記のような記載があり、質問の設定の重要性を再認識することができます。やはり、適切な課題設定がやはりTableauを使いこなす基礎であるといえます。
Tableau のインターフェイスも、質問から少しずつ答えを浮かび上がらせるプロセスを基にして設計されています。アナリストだけではなく、あらゆる Tableau ユーザーがデータから意味のある情報を引き出し、データに基づいた意思決定を行えるようになります。
5.Develop insightについて
これまでのサイクルの中で抽出した情報の総括と言える営みです。この中で、どんなインサイトを与えるか?によって今後の行動変容に影響を与えるものであると考えています。
一度、導き出した答えに対しても本当に信用に足るものか?行動変容につながる役立つデータになりうるのか?自分自身の先入観、考えの隔たりが影響していないか?しっかりとここで精査していく必要があると考えています。
6.Act(share)について
最後にアクションです。1-5までの営みの集大成であり、ここまできても行動変容に繋げられなければ意味がありません。これまでの営みを行動に変えていくべく、行動への動機付けになる深いインサイトを効果的に伝えていく必要があります。また、行動してほしい当人にそのインサイトを伝えるのか?上司に伝えるのか?伝え方、伝える相手によってもその後の行動が変わってくると思います。会社、組織、風土によっても効果的に伝える相手はことなるかと思いますが、どこの、誰に、どのように伝えるのが効果的な行動変容を生むか意識し伝えていくことが最重要であると思います。
そして、このサイクルはまた質問に戻ります。1-6で行ってきたサイクルを再び回し、より大きな影響力を持たせていくことが重要なポイントであると考えています。
最後に、財務系職種はコストセンターではありますが、適切な分析・情報提供で多くの人の行動変容を生む機会を生むことができる素晴らしい職能であると考えています。であるからこそ、適切な課題設定を継続していくことで組織の大きな行動変容に寄与できる。と信じ日々業務に望んでいきたいと思います。
行動変容を生まないと意味がない、と書きながらこの文章はだれかの行動変化を埋めているのか不安ではありますが、結びといたします。ありがとうございました。
会計・財務系Vizについて

3回目のブログとなりますが今回もよろしくお願いします。
現在、本業で会計関連の業務に従事しており、その中でVizを作ろうと思うとかなり苦労しました。今回はそんな会計Vizについて紹介して行きたいと思います。
結論:Tableu publicで素敵な会計Vizを見つける
私の場合、師匠から教えていただいた木村さん(@SimplVizBest_YK)さんのVizを真似させていただきました。木村さんご自身も以前Twitterで発言されていましたが、木村さん自身も損益計算書の記載方法を”様式美”と形容されており、元ある会計の形を生かしたVizとなっているものが多く、ご自身の組織でも生かしやすいものでないかと考えています。

会計慣習は深く根付いているため特異なVizになると読者が混乱すると考えています。そういった意味でも会計慣習を生かしたVizを作ることも一つのポイントであると考えています。
ここからは具体的にどういったVizを木村さんが作られているか紹介させていただき、その後、私が実務にて真似させていただいた予算実績管理用のPLについて具体的に真似させていただいたテクニックについて紹介させていただきます。
(1)現場で使える経理Viz その1 損益計算書(比較PL 予実・実実)

PL数値の予算実績差分の分析を一目で行うことができます。エクセルでは作ることはほぼないであろうブレッドグラフを用いることで目標達成状況を把握できます。このブレッドグラフで予算、実績を対比する場合狭いスペースで予算、実績の状況を記すことができ比較する項目同士を混同することもなく使いやすいものになっていると考えています。
【参考】TableauPublicリンク先
https://public.tableau.com/profile/yoshihito.kimura#!/vizhome/Viz1_16051028022690/1
【参考】ブレッドグラフ
https://dev.classmethod.jp/articles/tableau_qualified_associate_bulletgraph/
(2)現場で使える経理Viz その2 経費予実管理

費用の予算進捗の推移をヒートマップを用いることで把握することができます。
進捗を色で表現しすることで、たくさんの科目の1年分の数値のおおよその状況を一つの画面で把握することができます。色というところで直感的に捉えやすくなっている点が素晴らしいと考えています。
【参考】TableauPublicリンク先
https://public.tableau.com/profile/yoshihito.kimura#!/vizhome/Viz2_16051102808840/2
(3)現場で使える経理Viz その3 事業セグメント収益の増減分析

また、こちらでは任意のセグメントの収益の対前年実績を知ることができます。
会計・財務系でおなじみのウォーターフォールチャートを用いることで、会計・財務の業務に慣れ親しんだ人にも受け入れてもらいやすいVizを作られています。
【参考】TableauPublicリンク先
https://public.tableau.com/profile/yoshihito.kimura#!/vizhome/Viz3_16060657066220/1
(4)現場で使える経理Viz その4 貸借対照表のトレンド分析

こちらのVizでは過去10年間のBS項目の数値推移を示しています。
また、マウスオーバーすることで科目ごとの詳細情報も見ることができ、単年度の単なる数値ではなく、規模の変動を視覚的に直感的に把握できるVizになっています。
【参考】TableauPublicリンク先
https://public.tableau.com/profile/yoshihito.kimura#!/vizhome/Viz4_16078865238020/1
その中で今回は現場で使える経理Viz その1 損益計算書(比較PL 予実・実実)について、自分が真似させてもらったテクニックを具体的に紹介して行きたいと思います。大きく、2つの内容を紹介させていただきます。
- データの持ち方
- ダッシュボード作りにおけるテクニックについて
1.データの持ち方
まずはデータの持ち方です。
会計のデータってtableauで処理するデータ形式になっていない気がします。会計データってエクセル管理をしていることがほとんどですよね。そのデータはだいたいTableauとは相性が良くなく、独力で作ろうとした際に非常に苦労しました。publicを使いデータソースをみるとその問題が解決します。
Tableau publicのデータソース、データの持ち方を準備してしまえば、近しいビズは再現できると言えます。
具体的にはこのようにボタンを押下していくことでデータを見ることができます。

今回のVizでは、ほぼ最終数値を基礎データとして取り込みViz化されています。投入データ上でここまでの数値を成形して取り込むことでTableu上では計算等複雑なことを行うことなくシンプルにVizに取り込むことができると思います。この形をベースに自分の使いたい形を付けたり外したりしていくことで理想のVizに近づいていきます。
2.ダッシュボード作りにおけるテクニックについて
次にダッシュボード作成の際のテクニックについてです。こちらのVizですが5つのシートで構成されています。

1つ目のシートがこちらのトップのに記載されている大項目の数値の進捗状況を示しているこちらです。こちらの数値で全体感を把握することがきます。

科目、金額、進捗率をパーセント表示させています。
こちら数値のベタ打ちではなく、数値を引用している形になっているため、元データを更新していくことでTableau上の数値も更新されるようになっています。この中で科目はフィルターをかけることで表示される項目を選択し、数値も科目の各数値、進捗率の文字の大きさを調整することで、重要となる情報を見やすい形で示しています。

次にこちらのPL科目の科目と数値部分です。

こちらのVizですが、元データの中で表示順を指定し、予算・実績・予実差も元データで準備することでTableau上での複雑な処理を行わないようにしています。
初めてVizを作る際にこの辺の数値をTableau上で作ろうとしたため最初は非常に苦しみました。


最後に紹介したいテクニックはブレッドグラフです。
実績を棒グラフの実線、予算金額を灰色の薄いグラフで表現しています。
こうすることで異なった科目同士の実績と予算を比較することがなくなり、各科目ごとの数値を見間違えることがなくなること、また狭い範囲で実績・予算と2つの数値を把握できると思います。

また、元データで順番を入れいているため、文字、実数で示したシートの順番と棒グラフの表示の順番が合うことで別シートで作成した数値でもダッシュボード上で同じ順番で隣り合って数値を見ることができます。

【参考】ブレッドグラフ
https://dev.classmethod.jp/articles/tableau_qualified_associate_bulletgraph/
最後に
そもそも、会計情報は綺麗にならんでることがほとんどです。
木村さんのおっしゃる通り様式美です。過去から積み上げてきたものがあり、商慣習にあわせて形をかえて残ってきたものと私は考えています。
そのため、会計Vizの基本は様式を崩しすぎることは形式の性格、見る人も長年会計情報を見てきているのであまりかえない方が良いと考えています。
しかし、ビズを使って表現する以上、見せたいメッセージがあると思います。カッコつけたビズを作ることに目がいっていましたが、それは作り手である私のエゴでそのメッセージを伝える部分をビジュアル化することが重要かと考えられるようになりました。
そういった意味で木村さんのVizは強調したい点、見せたいメッセージをうまく伝えるためにどう作っていくか、という気づきを得ることができました。会計Vizを作るなかで困りごとを抱えている皆さんに届くことを祈っています。Vizの引用を快諾してくださいました木村さん、ありがとうございました。
今回もありがとうございました。
超初心者だった自分にも伝えたいTableauの守破離勉強法

私、Onigiriは事業会社の中で、財務関連の仕事をしながらパワポで絵を描いています。
今回、Tableauを使い始めてみたけれど、いまいち魅力が伝わりきれていない方へ向け、
Tableau界隈で最底辺レベルの力量の劣等生の私が、少しTableauを触れる様になった勉強法をお伝えし、同じ様に悩まれている方に少しでもお役に立てればと思います。
これまでの私はと言うと、Tableauをいじり始めて約1年弱、業務でガッツリ使うわけでもなく、「情報を早く示す」ことを目的とし、効果的なビジュアルを作ることなくなんとなく、データをなんとなし見せるツールとして使ってしまっていました。
2ヶ月前の私のレベルはというと、Tableauの社内研修を受講させていただき、社内試験を突破したものの技術レベルは研修受講者でビリかつ赤点・再試験、情報、統計のスキル・素養もあるわけではなく、美術的センスも0の文系専攻、営業職採用の私が真似するだけでめちゃくちゃ参考になったTableauの勉強法です。
最短距離でVizを作れるようになるには?
結論: Tableau publicで学ぶ。これに尽きると思います。
センスがあったり、Tableauのスキルがある方はこのやり方は全く向かないと思いますが、必要に迫られ何か作らないといけない、そんな方にはオススメです。
1つの難点がTableau Desktop(有料のソフトウェア)が必要なことです。
ただ、そのライセンスさえあれば、世界中の人のVizを学ぶことが出来ます。
- 人に聞けない、そして何が理解できていなくてできないかもわからないし、レベルが高すぎて聞けない・・2ヶ月前の私の状況
私も思い立ちTableauの勉強を始め、業務でガッツリ使ってやろうと息巻いて勉強を始めました。ただ、調べてもわからない、できない、難しい。そして、センスのあるものを作れない。何したらよいかわからない。しかも、SNSででてくる人、そして社内で使いこなしている人たちのレベル高すぎてきけんよ。どうしてるんですか?なんてこの低いレベルで・・しかも、研修受けてたじゃん?と・・・
特に、本業での会計関連のViz作りには前例も少なく、データの持ち方も扱いにくく、非常に苦戦していました。
今も、センスのある効果的なビジュアルを示すことができているとは思いません。
ですが、師匠に紹介いただいた勉強方法をもとに少しずつ作れる様になってきました。過去の私の様に勉強を始めたばかりの人も、このやり方であればすぐにそこそこの形のVizを作ることができるのではないか?と思いっています。
- 守破離 Tableau public勉強法
そんな中で、私のたどり着いた勉強法がこれです。真似る、とにかく真似る。守破離です。Tableau public見まくり勉強法です。
おにぎり:イケてるVIZどう作ったらわかりません。
師匠:Tableau Publicを見て勉強するとよいよ。
機能面も熟知しているわけではないので、何が作れるかも正直わかっていない私にはこの勉強方法はガッツリハマりました。
世界中の人のVizをとにかくみると楽しいですよね。シンプルにすごい。と。
そして、Tableauのすごく良いところは世界中の人のイケてるVizを見ることができます。Vizだけでなく、Tableauでどのように表現しているか、データの持ち方をどうしているか、しかも、無料で。それがこちらのTableau publicです。
https://public.tableau.com/ja-jp/s/
世界中の優れたVizを見ることができます。例えばこんなものがあります。


こちらのブログにもTableau Publicについての紹介記事がありました。
https://www.gixo.jp/blog/12452/
ビジュアル化、資料作り、デザインという観点での勉強の意味でもTableauに触れない人も勉強になるのではないか?と思っています。
その中で、素敵だな?これどうやってやるんだろう、と思うものを
まずは、真似すること。とにかく、優れたVizをダウンロードし真似すること。
VizをTableau Desktopでダウンロードさせてもらい、作り方も真似して、一気にTableauの勉強が楽しくなりました。これまで何をやっているかさっぱりだったものが目でわかる。一人で解決できる。一気に楽しくなってきました。ただその中で、使う人にとっては当たり前のことも自分ではなかなか苦労したポイントもあったので、その点を交えて説明指定いきたいと思います。
具体的なステップ
- どんなデータソースで作られているか確認する。
最初、まずこの画面で悩みました。データソース見えないじゃん。と。
これ実はダッシュボードで不要な部分を隠している場合が多いです。見る人が見やすくなるように。こうすると見流ことが出来ます。

クリックすると、このように見ることが出来ます。

そして、左側のフィルタ横のタブのある横棒をクリックすることでデータソースも見ることが出来ます。この通り。
ここでなぜソースを確認するかというと、データの持ち方がViz作成で重要だからです。会計データの表現をtableau上でやろうにも、んんんん?と。
エクセルで処理して突っ込もうとしても、あ、あれれれれ?思ったとおりにならない、と無限に時間が過ぎていました。
特に私の場合、本業が財務や経理です。
会計数値をデータ化するという文化はまだ、わたしの会社に強く根付いておらず、もとデータを綺麗にすることから、始めて行かなければなりませんでした。
しかし、いざViz向きのデータを作ろうと思っても、なかなか作れないため、多くの時間を元データ作成に使ってしまいました。
ですが、publicを使いデータソースを見せていただきこの問題が解決して行きました。
そもそもスキルのある人が作りやすいようにシンプル化されてる場合が多く、そのソース、データの持ち方を準備してしまえば、近しいビズは再現できたと考えています。
(参考)データ準備について データインタープリター
また、会計データの場合会社によって会計特有のデータの持ち方をしている場合があり、Tableauに適したデータの持ち方ではない!と思うこともあります。
そんな時に役立つのはTableauの機能の一つ、データインタープリターです。結論、エクセル会計データをTableau向きのデータにしてくれる優れものです。参考になりましたので、下記の記事を紹介させていただきます。こちらを使うことで、既存のエクセルデータの加工もスムーズに行くのではないかと思います。
https://dev.classmethod.jp/articles/tableau_qualified_associate_data-interpreter/
2.真似る、ひたすら真似る。できなければそれっぽく真似る。
そのあとはひたすら真似しました。どうやってVizを作っているか見ることはできるので真似ます。ここでも問題が出てきました。真似ようにも真似られない、と。
全く真似できないようであれば違う方の真似したいVizを探してこの人のものであれば真似できるかな、あるいは表現でメインメッセージを伝えられないか?とか。
ただ、にわか知識の人間だとこの真似るも難しい。あれ、こんな表示にならんぞ。とかあれ、これ消えんし!とか。
ただ、データソースの部分さえしっかりしていればそれっぽいのはできるはずです。
そのタイミングでぐぐりまくることでやりたいことに直結するVizへの知識も習得できるようにようなって行くと思います。
- (参考)色について
色についてです。Tableau Publicをみていて思ったのが、一発でデータの内容を理解sさせるだけではなく、色合いの綺麗さも素敵なVizの魅力の一つと考えています。単純に色が綺麗なだけではなく、効果的に色を利用し表現上伝わりやすい素晴らしい色にしている。
企業文化によってある会社では赤はポジティブな色であるが、ある会社では逆にネガティブな色であったり。そんな点も考慮しVizを作ることで良いVizになって行くと思います。
こちらの記事にTableauにおける色の使い方について記載がありましたので、参考までにリンクを貼っておきます。
https://webtan.impress.co.jp/e/2020/03/03/35209
また、Tableau以外でも資料を作る上での色のバランスに迷った時などはこちらをみて参考にさせてもらっています。
見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色
最後に、色を意識し師匠にアドバイスいただきながら作ったVizです。イギリスのサッカーチーム、アーセナルについての物ですが、ここではチームカラーに合わせ、赤はポジティブ、青はネガティブな内容を記載していきました。色の綺麗さがあるとは言い難いですが、色でポジティブ、ネガティブは表現できたのではないかと考えています。
- (超初心者の頃の)書籍での勉強
Tableauの書籍はたくさんあります。
実際に私も数冊購入させていただきました。ただ、私の様な超初心者には実務で利用するのは中々難しい。一度、研修を受けたので書いてあることは理解できるんですよね。ただ、実務で応用できるかというとなかなかすぐに私には真似できませんでした。ただ、今は辞書代わりの使い方としてその書籍たちは活躍しています。
- 会計Vizとの出会い
Tableau publicを見て勉強することが楽しくなってきましたが、本業の会計関連のViz作りには活かせていませんでした。そもそも会計データって元データも綺麗に表現されていることが多いですよね。会計データは独特の様式美もあると考えています。また、会計の慣習もあります。
次回はこの会計データの表現について書いていきたいと思います。ありがとうございました。
今回、@SimplVizBest_YK さんのVizを参考画像に利用させていただきました。